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「トゥルカナ・ボーイ」の偉大な発見 [人類のはじまり]

「トゥルカナ・ボーイ」

   ケニアのトゥルカナ湖畔で発見された少年の化石
  彼は約180万年前に地球上に生息していた。
  脳容量は約900cc。
  ホモ・エレクトスに分類される。

   彼が発見された地と生息していた次期から、
  ホモ・エレクトスはホモ・ハビリスの進化系であると考えられる。



ホモ・エレクトス

  身体的特徴には以下のものがある。

    ・体毛が少ない
    ・汗腺が発達
    ・肌の色は黒
    ・髪が生えている

  ホモ・エレクトスはアフリカの厳しい環境により適した体を手にしていた。
  平均寿命は30歳前後とみられる。
  骨格の形状から、言葉はまだ話せなかったと推測される。

  100人程度の集団で行動しており、狩りには石器・罠などを使用した。
  
  彼らの使用した「両面加工石器」は、
  ホモ・ハビリスの使用していた石器に比べより鋭利でより利便性に優れていた。
  
  彼らの大きな特徴としては、「火」を使用していたことがある。



「火」を使用し始めた人類

    火を使用し始めた経緯ははっきりとしていない。
   しかし、どんな理由であれ火が人類にもたらした恩恵は計り知れない。

    火を使用することで、食べ物(おもに肉)を加工することができる。
   これによって、より効率よくエネルギーを吸収できるようになった。
   効率のいいエネルギーの摂取は、脳の進化をさらに促進する。

    さらに、天敵である肉食獣から身を守る助けにもなるため、
   生存確率が飛躍的に上昇した。

    彼らの過ごしたと思われる集落の跡から、火打石が発見されていることから、
   火を起こす際には火打石を使用していたことがわかる。 



世界中に旅を始めた人類

    生存競争に勝ち抜く自信がついた彼らは生活の拠点を広げる旅に出る。

   参考文献 クリストファー・ロイド氏著 『137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史』




・感想

   火を使用し始めたことは人類に大きな自信を持たせたようだ。
  彼らはどうやって火を起こす術を身に付けたのだろう。

   ギリシア神話では天上の火をプロメテウスが盗み、人間に与えたとされている。

  神は怒り、プロメテウスを岩に縛り付けると、その肝をオオワシに食わせるという罰を与える。
  プロメテウスは不死身ゆえに永遠の苦しみを受けることになってしまう。
  神は人間にも罰を与えた。
  苦悩と絶望の詰まった箱をパンドラに預け、決して開けないようにと伝える。
  彼女は好奇心ゆえに箱を開けてしまい、人間の世界に苦悩と絶望が振り落された。

   火の力は偉大ゆえに、神は人間がその力を得てしまうことが嫌だったのだろう。
  
  なぜ、人間が生み出したはずの神話がこんなにネガティブなのだろうか。

   当時の人間たちは文明の発達を受け入れていなかったのだろうか。
  幸せではなかったのだろうか。

   このあたりの人間の心模様なども考えていきたい。


ホモ・ハビリスと道具 [人類のはじまり]

・ホモ・ハビリス

   ホモ・ハビリスは「器用な人」という意味を持つホモ属(ヒト)の名称。
  約240万年前に生息しており、最初に道具を使用したとされている。
  彼らは、狩った動物の肉を骨から削ぎ落とすために石器を使用していた。
  脳の容量は650cc程度で、「ルーシー」に比べると2倍近くに進化している。



・脳進化の道筋

  ① 2足歩行をすることで、手を自由に使用できるようになった
  ② 自由になった手で道具を使用し始める
  ③ 道具の使用には手を細かく動かす必要がある
  ④ 脳が刺激され、大きくなっていく
  ⑤ 大きな脳は大きなエネルギーが必要
          (私達は考えるだけで400㌔カロリー/1日 消費している)
  ⑥ 効率のいいエネルギー吸収方法は肉を食べることだった
  ⑦ 効率のいい狩りにはより性能のいい道具が必要

  このサイクルがヒトの進化を爆発的に促した。



   参考文献 クリストファー・ロイド氏著 『137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史』



・感想

   人間は道具を使うことで生き延びてきた。
  生き延びるために必要なことを自然とするようになっていった。
  彼らが合理的な行動を選び続けたことで今の私達が存在する。

  進化は合理性に基づく。
  それは生存への合理性である。
  今の私達の行動は合理性に基づいているのだろうか。

  技術の進歩が合理性に基づいているとするならば、
  それは滅びに進む合理性だと思う。

  私達は人生を豊かなものに、楽しいものにするために技術を進歩させている。
  同時にそれは、人間を不幸な方向にも進めている。
  複雑化する思考は、時に人間を迷路へと落とし込む。

  この先、人間は迷路の中で生きていくことになる。
  迷路から脱出するかしないか。
  それが人生が豊かになるかならないかの境になっていくのだろう。

  
  まあ、わかりませんが

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「ルーシー」が教えてくれる人間 [人類のはじまり]

「ルーシー」

   エチオピア アワシュ川の渓谷で彼女は発見された。
  身長約1.1m、体重約29kg、脳の容量は350cc程度。
  彼女が有名な理由は、二足歩行を始めた最古の人類である可能性が高い為である。



なぜ彼女が二足歩行していたと分かるのか

  ・骨盤の形が狭い
  ・ルーシーの生存時期に近いものと思われる足跡が2足歩行のものだった



なぜ人類は2足歩行を選んだのか

   まず、2足歩行のメリットとデメリットを考える。

  2足歩行のメリット
    ・大きな脳を支えやすい→脳の進化に有利
    ・2本の手を使い、道具の使用、食糧やモノの運搬が可能になる
    ・歩きながら食べるという行動がとれる
    ・4足歩行に比べ歩く際の消費エネルギーが少ない

  デメリット
    ・天敵から逃げることに対して不利→移動速度が遅い・木に登る能力が低い
    ・骨盤が狭い為、出産のリスクが高い

   実際、2足歩行をするようになったきっかけはハッキリしていない。
  様々な説がある。
  しかし、ルーシーは一つの真実を教えてくれる。
  人類は脳を進化させる為に2足歩行したのではないということだ。
  ルーシーの脳の容量はチンパンジーと同程度。
  重い脳を支えるために2足歩行するようになったのではなく、
  2足歩行するようになったから脳が進化し始めたということになる。

   そして、ここがチンパンジーと人間の分岐点になっていく。



   参考文献 クリストファー・ロイド氏著 『137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史』




・感想

   偶然なのか、意図的なのか。
  どちらにせよ、2足歩行し始めたルーシーたちのおかげで
  今の私達が存在することには変わりない。
  彼女たちの偉大な所業を、愚かな行為であったと言わせない為にも
  私達は様々なものに目を向け、最良の生き方を目指していかなければならない。

   今や私達は、この地球を自由にすることができる。
  破壊することも、守ることも、争い果てることも、自由にできる。
  傲慢かもしれないが、そのくらいの影響力を持っていると思う。

   子孫を残すことが生物の生存理由とするならば、
  彼女たちは私達子孫にどんな未来を託したのだろうか。

   戦争が原因で絶滅なんてバカらしいことだけは避けたいですね。
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彼女は「イヴ」? [人類のはじまり]

・最初の人類?彼女は「トゥーマイ」

   「トゥーマイ」、彼女は「生命の希望」という名を人間によって名づけられた。
  2001年7月、アフリカ中央部、人間を寄せ付けないような不毛の大地で発見された。
  そこは現在、人間にとっては死を間近に感じることができる場所だった。



・「トゥーマイ」の特徴

   およそ700万年前に生息。頭部の容量は約350cc。顔立ちは現生人類に似ている。
  実際、彼女が人類の祖であるかどうかは意見が分かれている。
  しかし、彼女を「イヴ」とする意見も多い。


・何故意見が分かれるのか?

  遺伝学上、人間の祖とチンパンジーとの分岐は

  600~500万年前に起きたとする説が強い為。
  トゥーマイの生存時期とずれがある。2足歩行をしていたかは不明。


※ 「イヴ」は旧約聖書中の創世記に名前が挙がるニンゲン最初の女性。
  最初の男性「アダム」の肋骨から生まれた。
  二人はエデンという名の園に住み、何不自由なく生活していた。
  神からの制限は「禁断の実を食べはいけない」というものだけだった。
  しかし、イヴはヘビの誘惑に負け、禁断の実を食べてしまう。
  あまりのおいしさにアダムにも食べることを勧め、二人で罪を負うことになる。
  禁断の実を食べてしまったことで、それまで無かった、 「善悪の判断能力」を得てしまい、
  恥ずかしさを感じるようになってしまう。
  所謂「人間らしさ」がこの時に生まれる。神は怒り、同時にニンゲンに生と死を与え、
  女性には出産の苦しさ、男性には労働の義務を与えるという罰を与える。
  こうして「人間」が誕生した。

   参考文献 クリストファー・ロイド氏著 『137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史』
           並木伸一郎氏著 『眠れないほどおもしろい「聖書」の謎』




・感想

   「生命の希望」という名を人類の祖?に与えたというのは、人間のエゴだなー。
  生命という枠組みでくくるなら、バクテリアにこそふさわしい名だと思う。
  偶然でも、生と死を同時に感じるような発見をする人間というのはなかなか象徴的だと思う。
  人間とは何なのか。
  勉強不足の俺なりに、人類のルーツを調べながら、少しずつ勉強していこうと思う。


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